2012年5月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック

« 猿を山に留めるためのクリ林 サン・フォレスタ―の森(木津川市) | メイン | 大阪府立泉北高等学校にて環境学習を実施(2011年11月22日) »

2012年1月 1日 (日)

鴨川の野鳥といきもの ~野鳥を支える鴨川の生態系~

今日から2012年です。皆様、昨年はお世話になり有難うございました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は原発事故、大震災、土砂災害など大変な年でした。

これらは人間の利益一辺倒で来た私たちへの警鐘です。

しかし3月11以降も、ベトナムへの原発輸出の決定、八ッ場ダム工事の再開、
非核三原則の緩和など、あれだけの原発大事故が起こってからも一向に
反省せず、何ら方針を変えない日本政府には開いた口が塞がりません。
(そしてそれを間接的に支えているのは、私たち市民であることも事実です)

これを機会に変わらなければ、日本には未来がないと思います。

諦めず、今年は未来の子どもたち、人間以外の動植物、海外の人たち、
みんなにとって良い年にしていけるよう、これではダメだと思っている
人たちと共に活動を続けていきたいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・
前置きが長くなりましたが、2011年11月12日に開催した「水のえん」にて、
西台律子さん(日本鳥類保護連盟専門委員)に「鴨川の野鳥といきもの 
~野鳥を支える鴨川の生態系~」のテーマでお話しいただきました。

以下、印象に残った内容を紹介させていただきます。

■中州は鳥類、魚類、昆虫にとって重要な場所
・中州は鳥類、魚類、昆虫にとって重要な生息場所となっている。

・中洲の周囲では水の流れがあまりきつくなく、水生昆虫が豊富で、
 草かげには魚が産卵し、鳥類の貴重なエサ場となっている。
 中州を通った水は、冬は暖かく、夏は冷たくなり、温度調整の機能も
 果たしている。

・野鳥はたくさん草が生えているところ(中州)で休息する。カモは
 中州に上がってドングリを食べたり、羽づくろいをしている。

・以前、中洲を一気に取ったところでは鳥が減ってしまった。京都府は
 中洲の草を50cm残し、10年計画で中州を少しずつ取ることにした。
 有難いことだ。50cm残すのは大変な作業だが、豊かな生態系を
 残すために引き続き取り組んで欲しい。

■地球温暖化が鳥類に与える影響

・地球温暖化は鳥類のエサや渡りに影響を与えている。

・温かくなり、アオサギやカラスなどの産卵時期が早まっている。
 温かくなっても、その後、寒波が来ると、魚がまだ川の下にもぐって
 いるため、ヒナのエサである魚を取ることができない。

・鳥類の中には昆虫や魚類だけではなく、植物の実をヒナの
 エサとするものもいる。植物も温暖化の影響を受けていても、鳥の産卵
 時期の方が植物の開花日より早く変化している場合は、ヒナに与える
 木の実のエサが少なくなってしまう。

■外来生物も鳥類のエサ

・アメリカザリガやウシガエルはモズやサギ、カラスなどがよく
 食べているのを観察することができる。外来生物であるが、鳥類の貴重な
 エサとなっている。

写真 (左) 四条大橋(京都市)のユリカモメ(2010年1月4日に当会撮影)
    (右)アメリカザリガニを食べるサギ(西台先生のスライド)

P1020664

Photo

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/355827/27693713

鴨川の野鳥といきもの ~野鳥を支える鴨川の生態系~を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。